３年生の音楽では、城山中学校の校歌の３番の歌詞を使い、「カノン」か「Let It Be」の進行をもとにして、作曲していました。歌詞のどの言葉を使うかや、リズムを考え「ここから音をあげた方がいいんじゃない。」とか「変化をもたらしたいから休符を入れよう。」などイメージを話し合い、作った曲を試聴しては、また考える活動をしていました。タブレットで「バーチャルピアノ」や「メロディーメーカー」など活用するだけでなく、楽譜に起こすときは教科書を見て調べていました。どんな曲ができるのか楽しみです。

　いきなり寒くなり、登校してくる生徒は手がかじかむという感覚を久しぶりに体験していることでしょう。少しでも暖まりたいはずなのに、登校するとまず水道へ向かって、手洗いしています。コロナ禍に身についた習慣だと思いますが、寒いのにえらいなぁと思ってしまいました。その姿を見習って、気を緩めず感染対策です。

　中学校に入学して購入したアルトリコーダーは、小学校のソプラノリコーダーと違って大きいため、「指が届かない。」「穴を押さえきれない。」そんな悪戦苦闘をしながら、美しい音を響かせるためのコツや、指づかいを練習していました。お手本を聞きながら息の調整やタンギングなど上手にマスターしていました。タブレットに送られたお手本動画を繰り返し見て、何度もチャレンジする姿がけなげで、真剣な表情が印象的でした。

　今年もコロナ感染症拡大予防のため、地域によっては中高学生の参加をなしとしたところもあったようですが、みなさんの地区はどうだったでしょうか。城山中学校では、安久路・権現・城之崎が合同訓練を行いました。役割のある限られた人数での実施でしたが、本番を想定し、確認・振り返りを行っていました。来年はこの写真の中に中学生の姿が入るかもしれません。