本年度は22名の職員が転退職で城山中学校を離れることとなりました。離任式では３年生は体育館、１・２年生はリモートで先生方とのお別れの時間を過ごしました。生徒のみなさんは、真剣にテレビ画面に写る先生の姿、言葉に耳を傾けていました。「夢をもち、その実現に向かって努力する大切さ」や、「城山中の生徒のみなさんとの出会いへの感謝」の言葉を一人一人からいただきました。その言葉には、城山中を思う気持ちがあふれていました。新しい学校、新しい場所での御活躍を祈っています。私たちも負けないようにがんばります。

　校長先生から修了証書を手渡され、失敗しても成功しても、「事後処理（振り返り）」をしっかりやる大切さについてお話してくださいました。生徒の皆さんは、今年一年の事後処理を家に帰ってしてみましたか？来年のスタートに向かって確かなステップにしていきましょう。正門のしだれ桜が満開でしたね。見上げてみましたか？

　１・２年生が体育館に集まって、修了式を行いました。式では１年生代表の村田さんは後輩が入ってくる期待と先輩になる意気込みを、２年生の代表上島さんは、この一年を振り返り、仲間とともに過ごした大切な時間が次へのステップになることを確信し、城山中の最高学年になることへの決意を語ってくれました。

　ぽかぽか陽気の中、卒業式が無事行われ、卒業生が巣立っていきました。今年は教育委員会やPTA役員・学校協議委員のみなさんが参加してくださり、昨年度よりも多くの人からお祝いしていただきました。呼名や合唱などでマスクを外し、証書の授与では満面の笑みを浮かべる生徒がほとんどでした。職員からは「こんなに笑顔で証書を受け取る生徒が多いなんて。」と驚きの声が聞かれました。晴れ晴れとした思いが表情に出ていたのでしょうね。合唱では、思いのこもった歌声に城山の伝統が確かに受け継がれていることを感じました。卒業生のみなさん、おめでとう！城山の誇りを胸に、力強く歩みを進めてくださいね。