２学期早々の３年生のメッセージボードには、効果的な学習方法について書かれていました。｢今回は何を書こう？｣と前向きにとらえ、学年の仲間にちょっとした刺激を与え続けるこのボード、｢今日は何が書いてあるかな?｣と私も楽しみにしています。

１学期のはじめからどのくらい大きくなったか体格測定を行ったり、２学期の決意をじっくり考えて記入していました。また、充実したスタートを切るために、座席や役割について話し合いを行っているクラスもありました。まさに、自分の意見をもち、発信し、練り合う姿でした。２学期の生徒の活躍が楽しみになりました。

　２学期の始業式がオンラインで行われました。朝の登校時、目を見て｢おはようございます。｣と挨拶してくる生徒が多く、気持ちのよい２学期のスタートになりました。式では、初めてのよつば祭への意気込みを１年生、中学校生活の折り返しを迎えてゴールを目指してどう過ごすか学年みんなに投げかけた２年生、いよいよ自分の力で次へ進んで行くための進路選択と力強く歩むための準備について決意を述べた３年生、２学期がどんな学期なのかを全校で考えることができる時間となりました。


　校長先生からは、視野を広くし、何事も自分事として捉え、考えを持つこと、そして、それを発信することの大切さについてお話がありました。
｢２学期の様々な取組を、よりよいものにしてくために課題を見つけ、さらに改善する方法を練り合う、そのプロセスを大事にし、それらの活動を通してさらに成長することを期待しています。｣
　生徒のみなさんは、２学期が終わったときの成長した自分の姿をイメージできたでしょうか。

　今年は３年ぶりに感染症対策を行い、裸祭を実施することになりました。残念ながら見学などはできませんが、伝統を受け継ぐ貴重な時間になることは間違いありません。本校では、地域学習の一環として、裸祭に欠かせない腰蓑づくりを体験してきました。今年は昨年同様｢すがりの藁｣づくりを行います。そのために、保存会のみなさんには１年前から藁の準備をしていただいています。すがりの藁づくり本番に向けて、藁の準備とすがりの藁の作り方講習会に１年生のPTA学級役員のみなさんや職員が参加しました。これで、生徒のみなさんに教えられそうです。