３学期最初の総合的な学習の時間では、それぞれの学年で、春に向けて準備が始まりました。１年生は、県西部の見所を冬休みに調べ、その魅力を仲間に伝えました。NHKの大河ドラマ「どうする家康」と関連付けた説明は、「行ってみたい！」と心を動かされました。
　２年生は、修学旅行に向けた調査学習を紹介しながら、実際にどこを見学したいか、希望を聞いていました。「清水寺行きたい人～？」全員賛成でした。春が楽しみですね。
　３年生は入学試験に向けた手続きの方法や卒業までの予定を親子で確認しました。私立のweb出願も終わり、学校では全職員による面接指導が始まります。

　新学期を迎えるにあたり、先生たちも準備を怠りません。少しでも新しい年を迎えた喜びを感じられるよう、メッセージ黒板にも力が入ります。年末に門松を作りに来てくれた国松さんは、片付けをしながら、飾りを持ってきてくれました。職員が用意した羽子板と一緒に事務室でお客様をお出迎えです。教室には書き初めも飾られ一足遅れて、みんなでお正月気分を感じています。

　始業式後の学級活動では、新学期に向けての担任の先生の話を聞き、冬休みの出来事を語り合ったり、新年の抱負を書いたりしていました。どのクラスも笑顔がこぼれ、久しぶりの仲間との再会を喜び、やる気に満ちあふれた表情をしていました。

　生き生きとした表情のみなさんが、元気に挨拶しながら登校してくる姿を見ていると、こちらまで笑顔になれる新学期のスタートでした。
　始業式では、各学年の代表生徒が抱負を語ってくれました。校長先生も含め、４人がみんな共通したお話だったなと思います。
　１年生は「凡事徹底を意識し、当たり前を当たり前に行う。自ら行動することで流れを作り出す。」２年生は「様々な場面で悔いのない取組をしたい。やる気と本気次第で成果が変わる。」３年生は「誘惑に負けない。目先の進路ではなく、その後の人生（未来）について考え、後悔しない今を過ごしたい。未来を作るのは今」校長先生からは「１年後の自分の姿を考えることで行動が変わる。成長に違いが出る。行動すること、口に出すことで飛躍の一年にしよう。」それぞれ別々に考えたのに、共通する思いがつながっていて、聞いていて「よし、自分も！」と思った人が多かったと思います。一年後の自分に向かって、いざスタートです。