二葉葵 株分け式 ~3年ぶりの里帰り奉納に向けて~
2022年4月21日 16時28分
平成27年より修学旅行で「二葉葵」の奉納を行っていました。ここ2年、コロナ感染症の影響により中止や行き先変更のため、実施できずにいました。本年度は3年ぶりの里帰り奉納ということで、3年2組が上賀茂神社の葵の森に奉納します。今日は「葵の会」の坂口さんをお迎えして、青々と育った葵をポットに株分けし、活動の意義や葵祭りの歴史などについてお話を聞きました。
二葉葵は直射日が苦手な植物です。校内に専用の花壇を作ってあります。ちなみに、これは現校長が教頭時代に作ったものです。
磐田市の村松教育長が本校の校長時代に株分けをしていただいたことから始まった里帰り奉納が3年ぶりに実施されると聞き、3年2組の生徒と一緒に株分けに参加してくださいました。
久しぶりの土いじり。みんな楽しそうに1人2鉢ポットに株分けしました。土の中から5㎜もないくらいのカタツムリ発見!「生きてます。」といいながら大きな手に小さなカタツムリを乗せて観察するまなざしに温かさを感じました。
「葵の会」坂口さんより。 ユネスコの未来遺産の第1回目が葵育成プロジェクトです。長い歴史の中で100年後の子どもたちに「葵まつり」の葵を育ててほしいという願いが込められています歴史をつないでいる今を実感してほしいです。
活動の意義を理解し、その歴史と城山中生としての縦のつながりを感じ取り、28日、みんなで上賀茂神社に奉納してきます。