新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、出席者を新入生・保護者・PTA役員に限定させていただき、本日、第76回城山中学校入学式が挙行されました。大きめの制服に身を包み、273名の新入生が晴れやかな表情で入場しました。「新入生誓いの言葉」では、これから始まる中学校生活に向けて、大きな期待と少しの不安を抱きながらも、中学校生活に向けての目標を堂々と述べることができました。「校長式辞」では、12歳のときに、ラジオのインタビューで「女の子が教育を受けられるようにしてください。」と語ったマララ・ユスフザイさんが紹介されました。17歳という若さでノーベル平和賞を受賞したマララさんは、受賞後の国連におけるスピーチで、「肌の色、言語、信仰する宗教の違いを超えて、互いに人間として尊重し、尊敬し合うべきである。そして、子供の権利、女性の権利、あらゆる人権のために闘うべきである。そのために、一人の教師、一冊の本、そして一本のペンが世界を変える。教育こそが、ただ一つの解決策。」と訴えたことが紹介され、入学生に、単に知識を身に付けるというだけではなく、そこから、何が真実なのか、何が善いことなのか、何が美しいことなのか、確かな判断力を高めてほしいと思いが伝えられました。そして、人として当然のこととして、一人一人の人権を尊重することで、いじめや差別のない学級・学年・学校をみんなの力でつくってほしいという願いが語られました。一日も早く中学校生活に慣れるよう、同級生はもちろん、先輩や先生達と一緒に、勉強に運動、行事と励んでいきましょう。
　　　　　　　

新たに15名の職員を迎え、令和３年度が始まりました。始業式では、２、３年生の代表生徒が今年度の目標を堂々と発表した後、校長より、昨年の12月に小惑星探査機「はやぶさ２」が約30億km離れた小惑星リュウグウに行き、サンプルを採取して持ち帰ってきた話がされました。このミッションの成功は、様々なトラブルを乗り越え地球に戻ってこられた人工衛星「はやぶさ」の経験があったからこそであり、このはやぶさミッションのチームリーダーであった川口純一郎さんは、常々「失敗をカウントするな！成功をカウントしよう！」と言ってきたことが紹介されました。そして、失敗をおそれ何事にも取り組まないと成長を望むことはできないこと、また、新たなことに挑戦して１つでも、わずかでもできたならば、それを評価していくことで可能性が広がっていくことが伝えられ、新年度のスタートにあたり、学習や部活動での新たな取組や挑戦を期待する願いが語られました。１年間がんばっていきましょう。
　　　

明日4月７日（水）の入学式についての連絡です。今年度、本校に入学するお子さんがいる御家庭は目をお通しください。以下の３点について連絡させていただきます。

① 受付について

新入生受付を北校舎昇降口に、保護者受付を南校舎昇降口に設けます。新入生のみなさんは北校舎昇降口から自分の学級へ、保護者の皆さまは南校舎昇降口から体育館へ移動をお願いします。

② 駐車場について 

入学式当日の駐車場として、城山球場南側駐車場の北半分を借用してあります。自転車通学及び学区外通学生徒の保護者の方だけが駐車可能です。職員の指示に従って、奥から順に駐車してください。

③ 体調不良の場合について

発熱、せき、のどの痛み、鼻水などの症状が見られる場合は、無理をしないで自宅で休養させてください。欠席する場合は、城山中学校に１２時３０分までに御連絡をお願いいたします。

以上、３点、よろしくお願いいたします。

本日、新２年生と新３年生の一部生徒が登校し、明日の入学式に向けての準備をしました。久しぶりに生徒たちが登校した校舎からは、元気のよい声が響いてきました。今年度も新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、新２・３年生は明日の入学式には参加しませんが、新入生を迎えるために、心を込めて式場づくりや教室整備を進めていました。明日の午前には始業式、午後には入学式が行われ、いよいよ新年度がスタートします。明日、約３週間ぶりに生徒のみなさんの元気な姿に会えることを期待しています。各御家庭でもお子さんの体調を御確認いただくとともに、本日は少し早めの就寝を心がけさせてください。