２年生でジュニア防災士養成講座がありました。講師をお招きして、日頃の防災訓練の大切さと災害時の行動のポイントを教えていただきました。生徒も教師も食い入るように見ていたのは、東日本大震災の津波の様子と、当時を振り返って避難時の様子について語るインタビュー映像でした。小中学生が手を取り合って、決めた避難ポイントに移動し、到着しては、｢ここも危ない｣と判断して、高いところへ高いところへと避難し、その結果、全校児童生徒が助かったという映像でした。また、私たちの地域の災害についても触れ、つい先日の台風による浸水被害にも結びつくお話をしてくださいました。命を守るための行動がとれるよう、ジュニア防災士目指してまだまだ学習を進めます。

　夏の磐周陸上大会やパソコンの技能検定、理科の自由研究や卓球の大会などたくさんの表彰と、後期の学級委員の任命が行われました。表彰がたくさんあり、少々時間が長引きましたが、オンライン会場の体育館に教室からの大きな拍手が響いてきて、表彰された生徒も、任命された学級委員も誇らしげでした。

　朝夕はすっかり過ごしやすくなり、今週半ばから急に冷え込むと言われています。スーパーに並ぶ食材を見ても秋を感じる頃となりました。校内でも、３年生はバドミントンで楽しそうに体を動かしたり、10組では家庭科で刺し子に取り組んだりしています。秋の夜長に読書や物作りなどにチャレンジするのもいいですね。

　１年生の美術では、思いをデザインする授業で日本古来の｢麻の模様｣や｢唐草模様｣に込められた思いを学び、｢自分の未来への思い｣をデザインする学習をしています。｢平和な世界｣をイメージする生徒や｢自分の将来｣をイメージする生徒などそれぞれの思いを形にしていました。ここでは、デザインの連続性を生かしハンカチを仕上げます。どんな形になるのか、タブレットでイメージを膨らめ、修正案を考えていました。どんな作品になるのか楽しみです。