学校日誌

【1128】3年生 県学力診断調査

2024年11月28日 13時37分

今日は3年生の「県学力診断調査」の日です。この日のために必死になって取り組んできたことの成果を表す日といえます。いつもの授業の時とは違い、ガラガラッと教室に入っていくことはできません。写真は扉越しに撮らせていただきました。さて、これは1・2年生にもあてはまることですが、テストで予想以上にいい点数を取れたとき、どう思うでしょうか。まぁ予想をどれくらい上回ったかにもよりますが、「ラッキー!」くらいは思いますよね。

ところが、僕の尊敬するある先生はこう言いました。「とんでもない、全然ラッキーなんかじゃない。むしろ不幸なことだ。」 その先生が言うことには、

「テストとは本来『不具合を洗い出すためのもの』だから、不具合は不具合として表れてくれないといけないんだ。自動車の性能テストをしていてたまたまいい結果が出たということは、その不具合に気付かなかったということ。だから、後から製品の大きな欠陥となって取り返しのつかないことにつながる。自動車の性能テストと学校のテストとを同列にして比べるのはどうよ?と思うなかれ。今回のテストでいい結果だったからといって、入試の日に同じことが起こるとは限らないだろう?」

あ、「努力したとおりの結果が出ますようにという神頼みをしろ」ってのはそういうことなんだなと思いました。というわけで、3年生のみんな。学調が終わってホッとしたいところだけど、今日の手ごたえから自分の強み・弱みを分析しましたか?

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