入学式
2021年4月7日 21時32分新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、出席者を新入生・保護者・PTA役員に限定させていただき、本日、第76回城山中学校入学式が挙行されました。大きめの制服に身を包み、273名の新入生が晴れやかな表情で入場しました。「新入生誓いの言葉」では、これから始まる中学校生活に向けて、大きな期待と少しの不安を抱きながらも、中学校生活に向けての目標を堂々と述べることができました。「校長式辞」では、12歳のときに、ラジオのインタビューで「女の子が教育を受けられるようにしてください。」と語ったマララ・ユスフザイさんが紹介されました。17歳という若さでノーベル平和賞を受賞したマララさんは、受賞後の国連におけるスピーチで、「肌の色、言語、信仰する宗教の違いを超えて、互いに人間として尊重し、尊敬し合うべきである。そして、子供の権利、女性の権利、あらゆる人権のために闘うべきである。そのために、一人の教師、一冊の本、そして一本のペンが世界を変える。教育こそが、ただ一つの解決策。」と訴えたことが紹介され、入学生に、単に知識を身に付けるというだけではなく、そこから、何が真実なのか、何が善いことなのか、何が美しいことなのか、確かな判断力を高めてほしいと思いが伝えられました。そして、人として当然のこととして、一人一人の人権を尊重することで、いじめや差別のない学級・学年・学校をみんなの力でつくってほしいという願いが語られました。一日も早く中学校生活に慣れるよう、同級生はもちろん、先輩や先生達と一緒に、勉強に運動、行事と励んでいきましょう。