学校日誌

修了式

2022年3月18日 12時27分

令和3年度の最終日となる本日、1・2年生全員が久しぶりに体育館に集まり修了式を行いました。体育委員長の号令の下、1・2年生が整然と整列し、厳粛な雰囲気の中、式が行われました。各学年の代表が今年度の振り返りと来年度の目標を堂々と述べた後、校長先生から修了証書が手渡されました。校長式辞では、少年の主張全国大会に出場した沖縄県宮古島市立久松中学校の砂川恵里香さんのスピーチが紹介されました。生まれながらに左手の肘から先がない障害がある砂川さんがスピーチの中で、できなかったことができるようになる喜び、挑戦することの喜びを笑顔で語っていたこと、また、「友人が、鉄棒やマットの授業をやる前から、『無理、できない。』と決めつけて意欲を失っていることが不思議でたまらない。なぜなのだろうと感じる。自分がもっている可能性を広げるチャンスであり、可能性を広げられるのは自分しかいないのに…」と挑戦する前から諦めてしまうことを残念に思っていると語っていたことが紹介されました。そして、次年度に向け、互いに遠慮することなくサポートを求め、求められながら切磋琢磨し、時には助け合いながら成長していけるようにとの願いが伝えられました。修了式終了後には、16日に発生した福島沖地震のため急遽中止となった声楽アンサンブルコンテスト全国大会に出場予定であった合唱部のミニコンサートを行いました。合唱部の美しい歌声と共に令和3年度を締めくくることができました。