東海道五十三次の「見附の宿」の名残をとどめる旧東海道沿いの商店街と、その東部及び北部の丘陵地帯に広がる振興住宅街が本校の主な学区である。保護者の職業は商店等を経営する自営業、学校東南部の会社・工場へ勤務する会社員が多い。古くからの宿場町として栄えた伝統や文化が現在も引き継がれ、地域全体がそのことに対する誇りをもち、落ち着いた雰囲気の中に気品の感じられる所である。学校に対する地域住民の期待も大きく、青少年健全育成活動等についても、学校と連携を図る中で地域組織を有効に生かしつつ地道な活動がなされている。
保護者の学校教育に対する関心は高く、協力的、建設的である。保護者の願いは、「心身の健康」「交通安全」「あいさつ」「学力の定着」「防災対策の充実」などである。
生徒は、素直で活気があり、学習面・運動面等に目標をもち意欲的に取り組んでいる。学校生活は落ち着いた良好な状況にあるが、一部に家庭や社会の影響が現れている。生徒会を中心とする自主的・積極的な取り組みやチャレンジ活動は、高い評価を得ている。